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あすなろ塾では昨年度末から読書指導に力を入れています。
それは近年入学試験をはじめとする各種試験、テストで読解力がこれまで以上に問われるようになってきたからです。
先日ニュースを見ていると、大学共通テストの国語の文章量が4年前の20000字から、今年は25000字になったとありました。
これは国語に限ったことではなく、数学や理科、社会の問題なども長文化が見られます。
限られた時間内で文章を読み必要な事柄を整理して取り出すというのは、慣れていないとなかなか難しいものがあります。
あすなろ塾ではネットで中学生に合う本のリストを探して、それを印刷して配る、ということをしていません。
本屋や古本屋で探し、またネットでリストアップしても実際にその本そのものを探し出し、必ず目を通してから生徒に提示します。
最初の1冊目は講師が生徒一人ひとりに合うと思われる本を手渡しました。
2回目からは、本のリストを作り、生徒自らが自分で探すようにしています。
目標は月に1冊以上です。
SNSなどで短文に慣れた今どきの中学生にとって、1冊の本を読み切るというのはなかなか大変ですが、読解力を付ける一番の方法は本を読むことだと信じて、がんばっています。